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【原 悟さん】100年分の娯楽の記憶、次世代へ

【原 悟さん】100年分の娯楽の記憶、次世代へ

原悟 さん
  • うえだ人歴25年
  • うえだの好きなところ

    ちょうどいい規模。何かにチャレンジしてみたくなる街の雰囲気。

  • あなたにとって家族とは?

    エネルギー。仕事中も会いたい。

今年100周年を迎えた「上田映劇」。6年ぶりとなる定期上映がこの春から復活、「映画のまち・上田」のシンボルとして再び歩みだすことになりました。この事業に関わっているのは、NPO上田映劇準備会の副理事として番組編成を担当している原悟さん。
ネット配信などでいつでも手軽に映画を観ることができるこの時代に、あえて映劇での定期上映を復活させた想いについて伺ってみました。
「映劇には100年分の娯楽の記憶が詰まっています。ある時は映画で、またある時はライブ、寄席や講演会の会場として、たくさんの人生がそこにあったと思います。元気や勇気をもらい、時には人生を教えてもらったはずです。私はまだまだ映劇で、喜びや悲しみを、そして人生を教えてもらいたいし、その経験を次の世代へ受け渡したいと思っています」。
映劇には大きな映画館にはない新しい魅力があると原さんは言います。映劇らしさとは何かを考えながら、自信を持って価値を伝えられる映画を選んで上映しているそうです。

 

知り合いに声をかけられたことがきっかけで始めた映画に関わる仕事。特別映画が好きだったというわけではなかったが、やっていくうちにどんどん面白さに目覚めてしまったとのこと。
「何かを好きになるのってちょっとしたきっかけ。映劇で映画を観たことをきっかけに映画好きになってくれたり、上田の街に愛着を持ってくれたらうれしいですね。」
今後も「映画」を通して街と人との接点をたくさん作っていきたいと語ってくれた原さん。
映劇では夏休み期間、親子で鑑賞できるアニメーション作品がたくさん上映されるそうです。うえだの歴史が詰まった建物で、原さんおすすめの映画を、みなさんも是非楽しんでみてください。

(写真左は映画『エキストランド』の撮影現場より)

上映スケジュールなどの情報は上田映劇HPから。

インタビュアーのコメント

原さんのお話を伺ううちに、昔見た映画と、それにまつわる記憶が一気に思い出され、懐かしさがこみ上げてきました。この夏は子どもたちと一緒に映劇で映画を見て、彼らにこの場所の魅力を伝えたいなと思いました。

金久美

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