【石井恵里子さん】心をフラットに、居心地の良さを感じていたい
石井恵里子 さん
- うえだ人歴4年
- うえだの好きなところ
住めば住むほど面白い。住んでみなきゃわからない。なにか“気になる”人やお店、モノや事がたくさん!!
- あなたにとって家族とは?
私のルーツ。私の所属チーム。
「いてくれる」というだけで安心できる人たち。
江戸時代の風情が残る北国街道「柳町」の一角にある、特定非営利活動法人リベルテのアトリエ。アトリエの中には個性的な雑貨やアート作品が並んでおり、通る人の目を引きます。
利用者さんの作品作りをそばで支えているのは今月のうえだ人、リベルテで支援員として働く石井恵里子さん。
「私自身も子どもの頃からものづくりが好きだったんですが、利用者のみなさんの活動がお仕事としてアート作品になっていく過程はとても面白いです」
障がいがあり社会の中で「生きにくさ」を感じている方たちが、自分らしく生きていくための表現活動や雑貨づくりの仕事などを支援事業としているリベルテ。支援員として活動を始めて3年目となる石井さんはこう言います。
「誰でも生きにくさって感じる時ってありますよね。その違いというのは壁ではなくグラデーションの濃淡のようなものだと思うんです」
切り離さないからこそ、フラットで居心地がいい。リベルテのような空間が、多種多様いろんなところに点在していたら楽しいと考える石井さん。
居心地の良い空間を作るためには、自分自身が楽しく自由でなければならない。どうしたいのか、どう生きるのかをよく自問自答するそうです。なんだか哲学的で難しそうですが、お茶目な石井さんの口から聞くと、とても自然に心に入ってくるので不思議です。
保育士の経験もあるそうで、「いつかそんな居心地の良い空間の中で子どもたちと出会えることができたらうれしい」と、今後の目標についても教えていただきました。
石井さんの胸元には、個性的でかわいらしい花のブローチが付けられていました。もちろんリベルテに並んでいる作品です。
インタビュアーのコメント
お茶目でかわいらしい印象の石井さんですが、お話はとても熱く深く哲学的。インタビュー時間がまったく足りませんでした。
金久美