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産後うつ病は産後1～2週間から数か月に発症し、主な症状は、涙が出る、気力が出ない、食欲がない、イライラする、眠れない、赤ちゃんをかわいいと思えないなどで、これが2週間以上続く時は可能性があります。産後うつ病は治療が必要です。産後2日～2週間くらいに一時的に情緒不安定となり、10日程で自然におさまるのは、マタニティーブルーと言います。どちらも、一人で抱え込まず、身近な方に相談を。

赤ちゃんとの外出は、病院の受診以外、少なくとも1か月健診が終わるまでは控えましょう。生後1か月以内の新生児期の外出はできるだけ避けるようにしてください。新生児期は、まだ体温調節がうまくできなかったり、からだが未熟なこともあったりして感染を受けやすい状態です。本格的な外出は生後2～3か月たってからにしましょう。首が座っていない時期はくれぐれも無理は禁物です。赤ちゃんに負担にならないよう注意しましょう。

カンガルーケアとは、出産後すぐに新生児を母親の裸の胸に抱いて密着させることで結びつきを深める行為です。出産後に分娩室で母親の肌と密着させて授乳することで、赤ちゃんも母親との絆を感じるといわれています。カンガルーケアという呼び名は、赤ちゃんを母親が肌を密着させて包み込むように抱くさまが、カンガルーの親子に似ていることから名づけられました。

出産後、約6～8週間は、十分に休養をとる必要があります。
・子宮の回復：出産後1週目ぐらいには、子宮の大きさは出産時の半分くらいに収縮し、普通は6～8週間で元に戻ります。
・悪露の変化：悪露は産後子宮から排出される分泌物で、出産後40日くらいまで茶色のおりものがあるときもありますが、
続く場合には産婦人科へ。
1か月健診で子宮の回復を見ます。体の回復に伴い、徐々に普段の生活が送れるようになります。